
弊社は収穫し選別した大豆を弊社の近く、埼玉県の定温倉庫に保管しております。
大豆は生き物ですので、常温保管では時間とともにどんどん品質が低下していき、夏の土用の時期を過ぎると著しく味が悪くなると言われます。 これは、大豆の中のたんぱく質が分解されていくために生じる現象です。スーパーなどで無造作に棚に並べられている豆類をご覧になったら、収穫時期を確認してください。
一般の方がスーパーで買われる大豆の多くは、おそらく半年前に収穫した大豆を、暑くても寒くても 常温で放置しておいたものだと思います。
弊社では5度前後(温度の設定は5度ですが、生鮮食料品用の倉庫なので、人の出入りなどで温度は変化するため、平均で5度と考えています)で保管していますので、 たんぱく質の劣化が最小に抑えられます。実際にたんぱく質を機器分析してみると、1年間保存した大豆と新大豆を比較しても、たんぱく質の含有量に差はありませんでした。 もちろん、食べても味の変化は分かりません。ここまで大豆の品質にこだわっているのは、弊社では本来、大豆を 健康食品の原料として使用しているためです。
収穫後の大豆は、重さで潰れないように1パレットあたり20服に制限して保管しております。
冷蔵機器の設定温度は5度ですが、荷物の出し入れなどで1度くらい上昇する場合があります。撮影時には5.5度を表示していました。