■先月(10月)に引き続き、士幌の赤間農場に出張してきました。
契約栽培していた無農薬大豆は、すでに刈り取られている時期ですが、大豆を弊社低温倉庫に蔵入れするまでは、色々とする事が残っています。
この時期は紅葉もまだ綺麗ですし、秋の収穫後ですので北海道は美味しい食べ物が豊富な季節でもあります。
出張ついでの、ささやかな秋の味覚探訪も期待できます(笑)。
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画像をクリックすると、大きめに拡大して見られますが、転用はご遠慮下さい)
【左上】 まさに晩秋の十勝平野です。
これから向かう厳しい冬を予兆させるような、どこか物悲しい雰囲気があります。
【右上】 十勝には、このような風景が多いようです。防風林か境界線でしょうか・・・?
ごく普通に、十勝にはどこにでも景色なのですが、絵になる情景です。
【左上】帯広空港そばの森ですが、 『ノルウエイの森』な~んてタイトルが付けられそうな写真ではないでしょうか。ちょっと古いですが、
George
Winstonの『AUTUMN』 がぴったりの情景です。
【右上】 赤間農場の遠景です。すでにほとんどの作物が収穫されたあとなので、茶色い地面の部分が多いですね。
【左上】 弊社の大豆も全て刈り取られた後でした。あと1日早ければ収穫のシーンが見られたのですが・・・。
【右上】 畑に作物がなくなると、遠くの山々もさらに遠くに見えます。
畑も一休みの期間に入ります。
【左上】 刈り取りの途中で日が暮れたのでしょうか。ほんの少しだけ黒大豆が道端に積まれていました。
大地の栄養がすべて、このサヤのなかに凝縮されています。
【右上】 脱穀を終えたばかりの無農薬大豆です。500kgくらいずつ袋に入れられており、この状態で選別場に運ばれ、大きさによって等級分けされます。
【左上】 少しだけ虫に食われた跡がありますが、昨年と比べるとかなり虫の被害が少なく見えます。
今年はすこし収量が期待できますが、最終的な収量は選別するまで分かりません。
【右上】 黒大豆の一部がまだ刈り取られていないため、本日の午後に刈り取るそうです。
【左上】 先月にはまだ赤っぽかった黒大豆ですが、真っ黒のツヤツヤ黒大豆に仕上がっています。
【右上】 ほとんどが三ツ玉ですので、黒大豆は豊作と言えると思います。
【左上】 これは先月の写真です。まだ育ちきっていないので、赤っぽい色をしています。形もすこしひょろ長いのですが、1か月で実が絞まってまぁるくなりました。
実は黒大豆の方が美味しいのか栄養価が高いのか、虫に食われやすいのですが、虫がほとんど入っていないようで安心しました。
【右上】 無農薬の小豆です。
弊社では小豆は使い道がないため、契約をしていません。が、無農薬の小豆ですので美味しそうですね。
【左上】 とうきび畑は一足先に9月には刈り取りが終わっています。
1本のとうきびの茎には何本ものとうきびが生りますが、本当に美味しいのはわずか1本か2本のようです。
【右上】 バリバリととうきびの茎を刈り取り、同時に細かく砕いて地面に放置。これが翌年の肥料となるのです。
【左上】 忘れられたようなとうきび。どうやらカラスのお食事の跡のようです。
これも肥料となります。
【右上】 食べられそうな人参ですが、これも肥料に・・・。
【左上】 刈り取り用のコンバインです。最近の農器具はオシャレですね。
ちょっと乗って運転してみたくなりました。
【右上】 たまたま切ったシャッターで、面白い写真が撮れました。収穫が終わった畑に立ち、一年を振り返る赤間さんと奥さん。
前方にあるコンクリ製の橋が赤間さんの頭にカブって写ってしまい、ウルトラの父のようになってしまいました。『戦い終わって』・・・みたいなタイトルがぴったりかと思います。
【左上】 今回は連休にあたるため、帯広空港からレンタカーを借りるのに苦労しました。
いつも借りているデミオなどが全て出払っていたため、仕方なくユーノスロードスターを借りる事になりました。
これ、ぜんぜん畑に似合わない車です。しかも狭いこと狭いこと。トランクに荷物は入らないし運転席の狭さは小型機並です。
ガソリンを入れようとスタンドに寄ったら、タンクのキャップを開けるスイッチの場所が分からず、スタンドの店員と一緒に取説を読んで解決しました(何とSWはアームレストの中でした)。
【右上】 赤間農場で昔、活躍していた倉庫の残骸です。
絵になります。
【左上】 現在の倉庫のなかにはたくさんの農器具があります。このような器具がなかった頃の農業って想像できません。
【右上】 ちょっとイイ写真でしょ。CDのレーベルにも使えそうです。
この写真なら、松山千春の歌が似合いそうです。古~い・・・
【左】 お約束の(?)ランチです。
帯広市内の某レストランですが、全て十勝の食材を使ったサラダだそうです。
素朴な味ですが、ホッとするひとときが過ごせました。
【右上】 なかなかイイ雰囲気のお店でした。
薪ストーブが暖かそうですが、窓ガラスが二重でなかったので、真冬に窓際の席は寒いかもしれません。最近の住宅には、三重ガラスというのもあるようです。
さて、写真の本年度(平成23年度)産の無農薬大豆の出荷は、2012年1月の下旬頃になると思われます。
23年度産の大豆の出荷までは、低温保存して品質が変わらない、平成22年度産の無農薬大豆の出荷を行っております。
皆様のご注文をお待ちしております。
ご注文は、
本HPの販売ページから、メールでお願い致します。
次回は12月頃の写真を特選写真集21で公開予定です。