毎年、5月の下旬に種をまいてから2カ月ほど経ちました。
ちょうどジャガイモの花が咲く時期なので、綺麗な絨毯のようなじゃがいも畑が見られました。
旭川の南に美瑛という町があり、『パッチワークの丘』など、ラベンダーや季節の花が絨毯のようになっている名所があります。
ジャガイモの花は、ラベンダーほど密ではないので、絨毯という表現は大袈裟かもしれませんが、背丈より少し低い花が一面に見られますので、さながらミニ絨毯といった感じです。
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画像をクリックすると、大きめに拡大して見られますが、転用はご遠慮下さい)
【左上】 赤間さん自宅正面に続くジャガイモ畑です。
最近はジャガイモの需要が多いらしく、今年は例年よりもジャガイモの作付け面積が多いように思えます。
【右上】 目線を少し下げると・・・
ジャガイモの品種によって花の色が違うので、やはり私には綺麗な絨毯のように見えます。
【左上】今年の定点観測位置です。
【右上】 まだまだ7月はあまり伸びない時期ですが、8月に入るとぐんぐん育っていくはずです。
【左上】 目線を下げる(カメラを下げる)と、こんな感じです。大豆畑は独特ですね
【右上】 ピンクのコントラストがとても綺麗です。しかし綺麗な花だからと言って甘いイモがとれるとは限りません。
【左上】 目線を低くするとパッチワークのように見えなくもありません。
【右上】 右側はすでに花が咲き終わった『インカの目覚め』というブランドの圃場です。甘くて美味しい品種ですので、北海道の居酒屋さんではどこでも色々なメニューに使われて出てくると思います。
【左上】 このジャガイモ類も無農薬で作りますので、管理が大変です。
【右上】 たぶん、大豆の花が咲くタイミングでは畑を訪れることができないと思いますが、大豆の花はジャガイモの花に比べて、1/10くらいのちいさな花です。過去の写真集の中に写真があると思いますのでご覧下さい。
【左上】 無題。
【右上】 無農薬栽培ですので、当たり前のように虫がいっぱい見られます。
葉っぱを食べる害虫(と、人間が決めつけているだけなのですが)だけでなく、害虫を食べてくれる虫もいるのです。
葉っぱをムシャムシャ食べてしまうのは、蝶とがガの幼虫が多いようです。
【左上】 良く見ると、葉っぱの裏にも小さな虫が・・・。
【右上】 これはたぶん、カメムシの幼虫だと思います。とくに悪さをする虫ではありません。
虫よりも、葉っぱが綺麗で健康的だと思いませんか?
ここの写真はカラー補正など一切していません。
【左上】 ナナホシてんとう虫は、最初は害虫を食べてくれますが、食べるものがなくなると葉っぱでも食べてしまう困り者です。が、なんと言っても可愛いですね。
【右上】 拡大して良く見ると、超小さな虫が見えます。名前はわかりませんが多分、葉っぱを召し上がっているのだと思います。虫に食べられても、それでも大豆の葉っぱは大きく伸びようと葉っぱの先の小さな芽が生えてきています。
ガの幼虫などを見つけた場合はつぶしてしまいますが、このような小さな虫はそのままにしておきます。
【左上】 これこれ、こいつが困りものです。まだ小さい方ですが貪欲に何枚も葉っぱを食べてしまうので、見つけたら葉っぱごとつぶして、肥料にしてしまいます。
【右上】 場面は変わって、大豆畑の北に位置する糠平湖にある記念物『タウシュベツ陸橋』。
この時期はダムが満水になるのでほぼ水没してしまいます。
ここは湖の東側ですが、道路が封鎖されているため本来は地元のガイドがいないと立ち入れない場所なのですが、良く見ると写真左の岸に人影が見えます。
【左上】 湖の西側の展望台から望むタウシュベツです。冬は渇水してめがね橋のように見えます。
【右上】 糠平ダム展望台から見た糠平湖です。
透き通るような湖と空のコントラストは、北海道にしばらくいると慣れてしまうのですが、内地ではあまり見られないかもしれません。
私の好きな、糠平湖を経由して十勝三叉までつながっていた士幌線の廃線跡です。夏は木々が茂ってしまうため廃線跡が見えにくくなりますが、写真を撮るには良い季節です。
地元では、廃線跡を歩いて辿るツアーなども開かれているようです。
さて、写真の本年度(平成24年度)産の無農薬大豆の出荷は、2013年1月の下旬頃になると思われます。今年も引き継き、現地の写真をお届けしていきます。
無農薬大豆のご注文は、
本HPの販売ページから、メールでお願い致します。
次回は8月下旬~9月初旬の写真を大豆写真集24で公開予定です。
この時期は作物の収穫期にあたるため、美味しいものが沢山食べられる時期でもあります。