今年の夏の暑さが尋常ではないと感じますが、気象庁の発表でも記録的なものとなったようです。
北海道の南のはずれ函館はずっと真夏日続きで、8月21日からの11日間のうち8日間が真夏日でした。函館では過去100年で最多の真夏日を記録しました。s
そして、函館と同様に帯広も月末の31日も30度以上の真夏日になりまして、これで8月下旬に入って7回目の真夏日。帯広の8月も過去100年で最多の真夏日があったことが記録されました。
すでに9月ですが、9月の前半はまだ平年より気温の高い状態が続きそう。
これほどの記録も出た厳しい残暑の年でしたので、『残暑の厳しかった2012年』として記録が残るならそれもいいのですが、来年はもしかすると、この記録を塗り替えることになるかもしれませんので、その方が恐ろしい気がします。
(
画像をクリックすると大きめに拡大して見られますが、転用はご遠慮下さい)
【左上】
今回は旭川経由で士幌に行きましたので、途中で層雲峡に立ち寄ってみました。
【右上】 流星の滝や銀河の滝など、層雲峡は温泉とともに北海道ではベスト10に入る観光名所だと思います。
【左上】気温が高いということは、作物だけでなく雑草の生育にも影響があるようです。まず、大豆の高さを追い越す雑草の背の高さに驚かされます。
【右上】 実際は背の低い雑草も多いので、この時期はまさに雑草との戦いの日々になります。
【左上】 春、播種後に種蝿(タネバエ)の被害に遭ったため、今年は収量が1割ほど少なくなる予想です。こうして葉っぱだけを見ていると分かりませんが・・・。
【右上】 小一時間ほど雑草取りをしてみましたが、雑草を抜こうとすると大豆の根を傷めてしまうため、ボキボキと雑草の茎を折っていくしかありません。鎌を借りてこようかとさえ思いました。
【左上】 この状態だと、どの品種が植わっているのか外観からは全く分かりません。
【右上】 左側は無農薬の人参畑です。
【左】 青大豆と黒大豆の境目だと思われます。
【右上】 例年、8月の終わりから9月のはじめには枝豆として食べられる大きさまで育つのですが、天候の影響で今年は少し遅れているようです。
葉っぱをかき分けてみますと、すでに沢山のサヤがついているのが分かります。
【左】 無題
【右上】 無題
【左上】 大豆や人参以外にもいろいろな作物を植えています。
【右上】 もう食べられそうな気もしますが・・・。
【左上】 とうきびは、これからが最盛期です。
【右上】 沖縄のさとうきびとは違いますが、『♪さとうきび畑』の曲がマッチする景色が続きます。
【左上】 無題
【右上】 赤間さんの家の
愛犬はとうきびが大好物で、1日に3本は丸ごと食べるのだそうです。
【左上】 花も咲き終わり、これから収穫されるジャガイモ畑です。
【右上】 当然ながら、品種によって収穫時期が異なります。
【左上】 この小さな実が、数年後の種イモとなります。
【右上】 はみだし者のじゃがイモは、朽ちても畑の肥料となります。
【左上】 こちらは赤間家の自家消費用のハウスです。無農薬なので、このまま食べられます。
【右上】 無題
【左上】 収穫したとうきびの皮も、堆肥(たいひ)として何年か後には再利用されます。本当に無駄のない農法ですね。
【右上】 場面は変わり、ここは私が卒業した札幌市立旭小学校の校庭です。
本当に何十年かぶりに訪れたのですが、その変わりように驚きました。グラウンドや遊具などはそのままのレイアウトですが、相撲大会が行われていた土俵がなくなり、体育館が温室になり、この立ち位置から見えたテレビ塔が見えなくなっていました。
しかし懐かしい・・・
さて、写真の本年度(平成24年度)産の無農薬大豆の出荷は、2013年1月の下旬頃になると思われます。今年も引き継き、現地の写真をお届けしていきます。
無農薬大豆のご注文は、
本HPの販売ページから、メールでお願い致します。
次回は9月下旬~10月の写真を大豆写真集25で公開予定です。
この時期は作物の収穫期にあたるため、美味しいものが沢山食べられる時期でもあります。