
■北海道でも、標高が高い地域では今が水芭蕉の見ごろです。 このエゾシカの親子も、水芭蕉の芽を餌にしていたようです。
3mくらいまで車に乗ったまま近づいても、餌探しに夢中でなかなか逃げません。
鹿や猿があちらこちらで作物や人間に害を与えているというニュースを聞きますが、この鹿たちをみている限りは、そんなことは想像もつきません。実際は、柵を越えたり破ったりして、せっかく植えた作物の芽を食べてしまうこともあるそうです。
■トラクターで原種をまく赤間さんご夫妻と、お手伝いの男性です。 この男性は、赤間さんが生まれる前の、赤間さんのお父さんの時代から赤間農場で働いているそうです。現代ではなかなか聞けない話ですね。
■右は大豆の原種を捲き終えたばかりの大豆畑です。この日は天気も悪かったのですが、すでにどの畑も作物が刈り取られ、どの畑も寒々とした雰囲気でした。これからひと雨ごとにぐんぐんと成長していきます。
■まき終えた種はこのくらいの大きさです。実は、今年から原種は「トヨコマチ」に代わって「ユキホマレ」という、トヨコマチを品種改良したものに変わりました。どこが変わったのかは、大豆の品種のコーナーでご紹介します。
■手作りの有機たい肥です。米ぬかや魚かすなどを使ってこしらえ、数年サイクルで使います。たい肥の手前は小麦の畑です
■赤間農場の北側にある糠平湖の史跡『タウシュベツ橋梁』は、最近観光客の車での事故が多発したため、橋に至る林道が閉鎖されてしまいました。 現在は徒歩でしか端まで行けませんので、代わりに対岸に展望台が作られました。
■できたばっかりの展望台から、ZOOMして撮った写真です。あそこまで歩くのに、林道の入り口から4kmあるそうです。距離よりもむしろ、熊に遭遇しないか心配です。
『ある~日♪ 森の中♪、熊さんに♪ 出会った♪』
■糠平湖の北には、士幌線の終点だった『十勝勝股(とかちかつまた)』駅の跡などが残っています。この建物は機関庫の跡だったようですが、後に作業所としても使われていたようで、中に工具類が散乱していました。
■次回は、本州ではすでに梅雨に入っていると思われる、6月下旬に訪れる予定です。
大豆の穂も、膝くらいまでは伸びているのではないかと思われます。その頃だとちょうど、トヨコマチとユキホマレの品種改良の結果がよく分かるかもしれません。