【材料など】
●大豆
●フライパン
●ミルサー(など)
●ふるい(など)
【作り方】
1. 必要量を計量しますが、フライパンに敷き詰めて二重にならない量が火の通りが良いです。下の写真では、すこし多く入れすぎています。
2. 中火で熱したフライパンに大豆を入れ、大豆が茶色になるまで炒める(大豆が小さくパチパチと音をたてて香ばしくなります)。
3. すべての大豆に均一に熱が加わるようにします。10分くらいがちょうど良いのですが、より香ばしいきな粉をお好みの場合は、茶色くなるまで煎って下さい。
※右の写真くらいの色でも、かなりビターな味のきな粉になります。通常はちょっと色が変わったくらいで良いと思います。
煎った大豆をしばらく冷ましてから、ミルサーに半分ほど入れます。
実は今回使った大豆は、販売する際に割れていたりして選(え)った大豆なので、あまり見栄えがよくありません。皆さまがお求めになる弊社の大豆は、もっと器量が良いもののはずです。
4. ミルサーで豆を砕くと空気をふくんで分量が増えるため、容器に半分くらいで砕くと良いでしょう。
砕く時間が短い場合は、殻の部分が多く残るためきな粉の色は薄くなり、ふるいにかけると豆成分が多くなります。
【豆知識】大豆成分の イソフラボンなどは、殻の部分に多く残っています ので、できれば殻まで全て食べていただいた方が良いと思います。長い時間煎った場合、すこし苦味がでてきますが、 弊社の無農薬大豆でしたら、写真くらいの色でもスプーンでそのまま召し上げれます。
【豆知識2】お豆腐は大豆から作った豆乳を凝固させた製品ですが、豆乳を作る際に イソフラボンなどは、オカラの部分に多く残っていますので、 お豆腐本体にはあまり残っていないと思われます。オカラハンバーグなどは、大豆の食物繊維も多く含まれていますので、お勧めです。
40秒ほどでこのように粉砕されます。殻まですべてきな粉として使われる場合は、1分くらいミルサーをかけて下さい。 写真ではケーキ用のふるいを使いましたが、もちろん一般のふるいでもOKです。
煎る時間が短ければ、このように黄色っぽいきな粉になります。
殻まで召し上がりたい場合は、長めにミルサーをかけて、ふるいにかけずにそのまま容器に移しても問題ありません。
容器にあけると、こんな感じです。
弊社の無農薬大豆を使った場合、まったく砂糖を加えなくても甘く感じます。 逆に、市販のきな粉で砂糖が添加してあるものは、大豆にあまり甘みがないのだな、ということになります。
今回は、すぐにお餅にからめて食べるつもりなので、写真右のようにガラス容器に入れ替えて冷蔵庫に保存しました。
【豆知識3】湿度が低く密度が高い粉ものの場合は、
冷凍保存
してください。煎り大豆のように、一旦熱を加えたものは発芽することがありませんので、半年くらいは冷凍保存でも味が変わりません。
または、大豆のまま保存する場合は、まだ「生きています」ので
冷蔵保存になります。