弊社(株式会社ラクトザイム)の公式ブログ記事より、
大豆に関するものを抜粋してみました。
ブログでは、大豆以外にも食品や健康、環境などに関する話題やマメ知識を書き込んでいますので、どうぞご覧下さい。
大豆のタンパク質は満腹感を得やすい、というNEWSです。
ボランティアを使った実験で、タンパク/炭水化物/脂質の割合で(cal%)の試験食を作り、このうちタンパク質については大豆タンパクを使用した物を使用。
10/55/35の通常食と25/55/20の高タンパク食に分けて食事を摂らせる試験をしたところ、高タンパク食の群の方が満腹感が高いというデーターが得られたそうです。
差が生じた原因を検討した結果、食欲に関係する交感神経を抑制するタウリンの濃度が影響しているようで、
大豆など植物には含まれていないタウリンの働きが高まるのは面白い結果です。
タウリンはカキなど海産物に多く含まれていますが、食事から摂取できる量は50~250mg程度。1日の必要量は3,000~6,000mgと言われますが、
我々人間は合成酵素をもっているので、普通にたんぱく質をとっていれば意識して食品から摂取する必要はありません。
『タウリン1000mg!』などというドリンク屋にダマされてはいけません。
ちなみに、猫には合成酵素がないので体内にタウリンもありませんが、彼らにとってタウリンはビタミンとしての働きしかしていないみたいですね。